塩尻市パーソナルジムStudio Zero Gravityが伝える:冬こそ「短時間の運動+栄養」で免疫力を高めよう

寒い季節は体調を崩しやすく、運動も億劫になりがちです。しかし、適切な「運動」と「栄養」は、風邪や呼吸器感染症に強い身体づくりの土台になります。今回は「冬に実行できる簡単で効果的な運動メニュー」と「免疫を支える食事・栄養」を具体的に解説します。
目次
冬はなぜ体調を崩しやすいのか
冬になると、
・風邪をひきやすい
・疲れが抜けにくい
・身体を動かす気が起きない
こう感じる人は少なくありません。
理由は単純で、
寒さ・運動量の低下・栄養バランスの乱れが重なり、免疫機能が下がりやすくなるからです。
免疫とは、ウイルスや細菌から身体を守る仕組みのこと。
この免疫は、年齢や体質だけで決まるものではなく、日々の生活習慣によって大きく左右されます。
免疫を支えているのは?
免疫を高めると聞くと、
・高価なサプリ
・特別な健康法
を想像しがちですが、実際は違います。
免疫の土台になるのは、次の3つです。
- 適度な運動
- 栄養のあるバランスの取れた食事
- 十分な睡眠と休養
この中でも、運動は即効性と継続効果の両方を持つ習慣として、多くの研究で注目されています。
運動と免疫の関係
なぜ運動すると免疫に良いのか
適度な運動を行うと、体の中では次のような変化が起こります。
- 血流が良くなる
- 免疫細胞が全身を巡りやすくなる
- 炎症を抑える働きが高まる
これにより、ウイルスや細菌に対する初期防御力が高まり、感染しにくい状態が保たれます。
特に注目されているのが、
「中等度の運動を習慣的に行う人は、風邪などの上気道感染症にかかりにくい」
という点です。
運動は「きつければ良い」わけではない
ここで大事な注意点があります。
免疫に良いのは、
頑張りすぎない運動です。
- 息が少し弾む
- 体が温まる
- 会話ができる程度
このくらいの運動が、免疫にとって最もプラスになります。
逆に、
・極端にきつい運動
・長時間の疲労困憊トレーニング
これを続けると、一時的に免疫が下がることも分かっています。
冬は特に、
「やりすぎない」
「疲れを残さない」
ことが重要です。
冬におすすめの免疫を意識した運動の考え方
ポイントは3つだけ
冬の運動は、次の条件を満たしていれば十分です。
- 短時間でも毎日できる
- 体が温まる
- 続けても疲れが溜まりにくい
運動時間は、10〜20分で問題ありません。
自宅でできる簡単な運動例
1日10分でも意味がある
「時間がない」「寒い」
そんな人でも取り入れやすい内容です。
① その場で足踏み(2分)
腕を大きく振り、姿勢を起こします。
心拍数が少し上がればOK。
② スクワット(10回×2セット)
椅子に座るように浅く行っても問題ありません。
太ももとお尻を使うことで血流が大きく変わります。
③ かかと上げ(15回)
ふくらはぎを動かすことで、下半身の循環を助けます。
④ 深呼吸(2分)
鼻から吸って、口からゆっくり吐く。
自律神経を整える効果があります。
これだけでも、身体は確実に反応します。
有酸素運動は「歩く」で十分
免疫のために走る必要はありません。
- 少し早めのウォーキング
- 買い物ついでの遠回り
- エスカレーターを階段に変える
こうした日常の動きでも、積み重なれば立派な運動です。
目安は、
「少し息が弾むが、苦しくない」
この感覚を大切にしてください。
筋肉量と免疫の意外な関係
筋肉は、単に体を動かすための組織ではありません。
筋肉は、
・免疫に関わる物質を分泌
・体温を維持
・炎症をコントロール
といった役割も担っています。
冬に運動不足になると筋肉量が落ちやすく、
それが免疫力低下の一因になることもあります。
だからこそ、
軽い筋トレを少しでも続けることが大切です。
免疫を支える食事の基本
特別な食品より「バランス」
免疫のために重要なのは、
何かを大量に摂ることではありません。
基本は、
- 主食
- 主菜(たんぱく質)
- 副菜(野菜・海藻)
この3つがそろっていることです。
たんぱく質は免疫の材料
免疫細胞の材料になるのが、たんぱく質です。
不足すると、
・体力が落ちる
・回復が遅れる
といった影響が出やすくなります。
身近な食品例
- 魚
- 肉
- 卵
- 大豆製品
- 乳製品
毎食少しずつで十分です。
冬に不足しやすい栄養素
ビタミンD
日光に当たる時間が減る冬は、不足しやすくなります。
- 魚
- きのこ類
を意識して取り入れるとよいでしょう。
ビタミンC
免疫細胞を酸化ストレスから守る働きがあります。
- みかん
- キウイ
- ブロッコリー
加熱しすぎない調理がおすすめです。
腸内環境と免疫
免疫細胞の多くは腸と関係しています。
- 納豆
- ヨーグルト
- 味噌
こうした発酵食品を日常的に取り入れることで、
免疫の働きを間接的に支えることができます。
睡眠不足は免疫の敵
どんなに運動や食事に気をつけても、
睡眠が足りないと免疫は下がります。
- 寝不足が続く
- 夜更かしが習慣化
これだけで、体調を崩しやすくなります。
目安は、7時間前後。
完璧でなくても、意識することが大切です。
体調が悪いときの運動はどうする?
- 発熱
- 強いだるさ
- 関節痛
これがある場合は、運動は休む。
鼻水や軽い喉の違和感程度なら、
ストレッチや軽い散歩程度に留めます。
「休む勇気」も、免疫を守る行動です。
冬の免疫対策は「完璧」を目指さない
毎日運動できなくても大丈夫。
食事が乱れる日があっても問題ありません。
大切なのは、
戻れる習慣を持っていること。
- また歩く
- また動く
- また整える
それができれば、免疫は少しずつ安定します。
まとめ
- 冬は免疫が下がりやすい季節
- 適度な運動は免疫を支える
- 10〜20分の運動でも意味がある
- 食事はバランスが最優先
- 睡眠と休養も免疫の一部
特別なことをしなくても、
日常の積み重ねが、風邪をひきにくい身体をつくります。
当パーソナルジムでは、メディカルフットセラピーやヨガなどゆったりとした運動もできるため、ハードな運動はちょっと・・・という日でも運動ができる環境を整えています。続けていくことが自己肯定感をあげてくれるため、習慣化によりつながると思っています。

